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カミナシのプロダクトマネージャー

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カミナシのプロダクトマネージャーによるnoteです。
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#PMの仕事

新機能の最初のリリースはどれくらいミニマムにするべきか?

はじめに2024年が始まりましたね。カミナシでPMをやっているtakasuといいます。 新年早々に2023年を振り返ってのお話なのですが、昨年カミナシに入社した私が所属するチームでいちばん最初に取り組んだ「レポート出力」という機能があります。 この「レポート出力」は、開発着手から、一部ユーザーに検証版を提供するまで3ヶ月、全ユーザーに正式版を提供するまで5ヶ月というなかなかに時間をかけた機能開発だったのですが、いま振り返ると、これだけ長い時間をかける開発であれば、もっと早

【個人カジュ面リンクあり】カミナシのPMメンバーを紹介します。そうですこれは採用広報目的のnoteです📔

カミナシPMのかこもえ(@kakomoe3)です🐙 これは、カミナシに今いる個性豊かなPMメンバーをただただ紹介するnoteです。 カミナシのPMってどういう人が多いの?どういう人が活躍するの?なにが楽しいの?といった話をカジュアル面談などでもよく質問していただきます。 カミナシは、1年でPMが2名→6名に増えました。 個性豊かなメンバーたちをもっと知ってもらいたい!🐐と思い、今いるメンバーに、カミナシのことや、個人のことをインタビューしてみました💬 個々人とカジュア

組織全体で"現場ドリブン"な文化を作るために必要なこと、実践の仕組み

カミナシPMのかこもえ(@kakomoe3)です🐙 Lboseさんにお声かけいただき、PM向けウェビナーでLTをさせていただいた。それをフォローするnoteを書こうと思う📖 ↑文字読むのめんどい方は、スライドだけでも見ていってくださいませ✨ 現場ドリブンってなに?『現場ドリブン』とは、私の所属するカミナシのバリューの1つだ。 つまるところ 「泥臭く、顧客に向き合う。足を運び一次情報を得、自分ごと化していく」 という意味の言葉で、私が最も好きなバリューでもある。 そし

リリースはいつになりそう?開発スケジュールを見立てるコツ

こんにちは!カミナシPMのかもしー (@96kemu96) です! これはプロダクトマネージャー Advent Calendar 2022 🎄の21日目の記事です! 今回はプロダクト開発におけるスケジュールの握り方と、達成するために工夫していることについて書きます。 途中、試行錯誤の道のりをつらつらと書いてしまったので、ポイントだけ知りたい方は最後の方まで飛んでください!✈ 明確なリリース期限を決めたくないプロダクトチームと、決めてほしいビジネスチーム新機能を開発する

仕様書?PRD?要件定義書?Design Doc? プロダクト開発のドキュメントを作る前に、みんなで揃えたい考え方

カミナシPMのかこもえ(@kakomoe3)です🐙 このブログはプロダクトマネージャー Advent Calendar 2022の16日目の記事です。 ドキュメントの話に着地をつけたい 今までの経験上、どこに配属されても、プロダクトに関するドキュメントとして誰が何を書き、そして運用するのか、という議論が起きないことは1度もない。 プロダクトに関するドキュメントは、PRD・要件定義書・仕様書・Design Docなど、さまざまな呼称があり、会社や部門によってさまざまな使わ

会議をいいかんじに進めるコツ

カミナシPMのかこもえ(@kakomoe3)です🐙 このnoteは、チームのメンバーから「ファシリテーションをすることが多くなってきたので、コツを教えてほしい」という話があり、日頃私が意識している話を書いてみようと思ったものです。 割とどこにでもあるかもしれない会議の進めかたのコツですが、社内ドキュメントとして書いたものがわりと評判がよかったのでnoteに転載しようと思います📖 ファシリテーションとは?「ファシリテーション」を調べてみると、意味としてはだいたいこんな感じ

プロダクト開発を円滑に進める、社内コミュニケーションデザイン

こんにちは!カミナシでPMをしているかもしー (@96kemu96) です! 今回は、プロダクト開発のデリバリーフェーズで社内のコミュニケーションデザインをしたので、やってみてわかった5つのポイントを紹介します。 コミュニケーションデザインというと、一般には「企業と顧客との間のコミュニケーションをデザインすること」ですが、ここでは広義の「人と人のあいだのコミュニケーションをデザインすること」という意味で使っています。 誰のためのnote? ステークホルダーが多くて伝

B2B SaaSのUXデザイン、プロセスとアウトプットを公開します

こんにちは、カミナシでPMをしているかもしー (@96kemu96) です! 外気浴が楽しい季節になってきました。 さて今回は、今取り組んでいる新機能開発にあたって「どのように仮説検証をしたか」を具体的に紹介していきたいと思います。 先に前提をお伝えすると、今回は全く新しい概念のコンセプトや課題を検証したのではなく、既存ユーザーからも声が上がっていた課題をベースに仮説を立てました。そのため、課題や解決策の方向性はある程度あたりがついていたところからスタートしています。

エンタメBtoCから業務系BtoBにきたPMのアンラーニング集 〜ぼくのかんがえたさいきょうのサービスじゃだめなわけ〜

こんにちは、かこもえ(@kakomoe3)です。 株式会社カミナシ🐐でPM(プロダクトマネージャー)をしています。 さて今日は、タイトル通りBtoC企業からBtoB企業へ転生転職した私のアンラーニング集と題して、以下の問いに自分なりの結論を出していきたいと思う🗒 まあこんな名前の記事を書いているので察しのいい方はすぐにわかると思うが、結論は「Yes」だ。 なんで「Yes」なん?具体的にどこが活かせるん?逆にアンラーニングせなあかんとこは? そんな細かい話に興味がない方

実録:PMを組織化する、6ヶ月間のプラクティス

こんにちは、かこもえ(@kakomoe3)です。 株式会社カミナシ🐐でPM(プロダクトマネージャー)をしています。 PMチームが7月にできました私は2022年4月にカミナシに入社をしたのですが、当時カミナシの専任PMはおらず、CSチームのリーダーがPMを兼務していました。 さすがに兼務は厳しい!ということで私が採用されたのですが、PM、ないしそれに準じる組織がないところに入社をした形になります。 それから半年、PMチームも立ち上がり一定組織化が進んできたので、振り返りも兼

大手ITベンチャーからの転身。SaaSスタートアップに飛び込んだPMが語る、カミナシの独自カルチャー

こんにちは!カミナシ編集部です。 今回お届けするのは、プロダクトマネージャー(PM)として活躍する加古のインタビューです。大学卒業後は大手ITベンチャーで複数のゲーム立ち上げのほか、人事、メディア、ヘルスケアなど多岐に渡る事業部を経験した加古。そんな彼女が、結婚・出産を経て、次の活躍の場にカミナシを選んだ理由とは?今回は転職のきっかけからカミナシのPMとしての仕事の面白さや難しさ、さらにはプライベートの過ごし方まで話してもらいました! 農学部から、いち早く成長できそうな大