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CTO就任により組織の成長速度がアップ!金融系SIer出身・中原が語るカミナシのエンジニアのやりがいとは

こんにちは!カミナシ編集部です。

今回お届けするのは、2021年にエンジニアとして中途入社した中原のインタビューです。新卒ではメガバンク系のSIerへ入社し、金融系のシステム開発に従事していた中原。そこから一念発起し、映像系のスタートアップに転職。そして、カミナシへのジョインを決めた理由とは?

「ソフトウェアエンジニアとしてスキルを磨き続けたい」──そう話す中原から、カミナシでの仕事の醍醐味やこれからのビジョンまで幅広く語ってもらいました。

新卒で入社したのは、メガバンクのシステム子会社

──まずは、中原さんのこれまでのキャリアについてお聞きしていきたいと思います。

中原:就職活動時にさかのぼってお話させてもらうと、学生時代から「手に職をつけたい」という思いがあったんです。経済学部出身だったこともあり、金融系なら専門的な知識が身に付くかな?と漠然と考えていました。手当たり次第にいろんな業種・業界の企業説明会へ足を運ぶ日々を過ごすなかで出会ったのが、1社目に入社することになるメガバンクのシステム子会社です。

話を聞くと「文系出身でもエンジニアになれる」「プログラミングは入ってから学べる」とのことで、ここなら手に職がつきそうだし、金融のことも学べると思い、入社を決意しました。

▲エンジニア・中原

──金融系SIerに新卒入社してからは、どのような仕事をされていたのですか?

中原:入社して6年間は、グループ会社と共同で使用する社内システムのインフラを担当していました。とは言っても、仕事内容はプログラミングを書くというより、ベンダーさんの工数管理やスケジュール管理がメイン。これでは当初抱いていた「手に職をつける」から、どんどん遠のいているのではと焦燥感にかられるようになりました。

世の中にお金を使わない人はほぼいないと思うので、社会的意義やインパクトのある仕事を手掛けられているという一定の自負はありました。しかしエンジニアである以上、プログラミングしたものが実際に動き、それが多くのユーザーに使われるという“ものづくり”の一部始終を経験したいという気持ちの方が日増しに大きくなっていったのです。「動くなら今しかない」、そんな気持ちで30歳を目前に控え、転職活動を開始しました。

──なるほど。きっかけは「ものづくりがしたい」という純粋な気持ちだったんですね。それからスタートアップへ転職を?

中原:はい。映像系のスタートアップに転職しました。選んだ理由は自社サービスがあり、なおかつ自分たちで要件定義からプログラミングまで全てできる環境だったからです。そのスタートアップでは、当時はまだ珍しかったライブコマース事業も手がけており、話を聞いた上で伸びしろを感じて入社に至りました。

当時、仕事内容はもちろんのこと、スタートアップのカルチャーに至るまで、大きな衝撃を受けたことを覚えています。なにしろ毎日スーツを着て出社することが当たり前だった環境から、若いメンバーたちが私服で出社するというラフなカルチャーに身を置くことになったのですから。仕事自体はコーディングをメインに手掛け、実際に手を動かすことの楽しさを知れた点はとても良かったです。しかし、ほどなくしてサービスの利益が見込めず、クローズすることに。その後は社内で新事業のサービス開発を行いましたが、自分の中で、たくさんのユーザーに利用され、様々なフィードバックを得られるような開発の最前線にいたいという気持ちが強く、転職活動をはじめました。

名ばかりでなく、皆が口にし、体現するカミナシのバリュー

──カミナシとの出会いのきっかけは?

中原:2社目のサービスが、これからだというタイミングでクローズしてしまったので、心残りがありました。ですから、「自社サービス・プロダクトがあり、使ってくれるユーザーもいる」というスタートアップを前提に転職先を探していたんです。加えて、2社目ではプログラミングはほぼ未経験のような形で入社をしたため、年収も下げての転職でした。そろそろスキルもついてきたし年収を上げたいというのも正直な気持ちであり、これらが転職のきっかけとなりました。

カミナシを選んだ大きな理由は、「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」というミッションに惹かれたから。もともとIT業界に足を踏み入れたきっかけが、「人の役に立つシステムをつくりたい」という思いだったので、カミナシでなら自分の思いと会社の思いがクロスしそうだなと感じたのです。

これだけIT化が叫ばれている今日でも、現場ではまだITが導入されていないケースは沢山存在します。ホリゾンタルSaaSを提供するカミナシでなら、より多くの人に使ってもらえる可能性があります。さらに、「現場の大変さ」を改善することで喜ばれるシステムを手掛けられることは、自分にとっても大きなやりがいになるだろうと思いました。

──面接のなかで印象的だったエピソードはありますか?

中原:カミナシが掲げる「現場ドリブン」「全開オープン」というバリューをお話しいただいたときは、心惹かれましたね。過去には、社内コミュニケーションが気軽に取れないことが開発の妨げになっている、というケースを何度か経験し、もったいないなと感じることも沢山あったんです。

ですから、包み隠さずに伝えるということは、仕事の進めやすさにも直結するのではないか?と想像しました。実際カミナシに入ってみて、会社側があらゆる情報を公開してくれようとする前向きな姿勢をひしひしと感じています。

たとえば、僕が入社した2021年はバリューを再考しているタイミングでした。当時、経営層だけでなく全社員を巻き込んで、皆でディスカッションしてバリューを決定したというのは、「全開オープン」というカルチャーの最たる例と言えるのではないでしょうか。近年、バリューはどの会社にもあると思うんですが、その多くは評価面談の際に意識する程度。ですが、カミナシではバリューを日常的に皆が口にし、それを体現しているんです。そんな会社は、そう多くないと思います。

「ソフトウェアエンジニア」としてスキルを磨く

──これまで中原さんはカミナシでどんな仕事を手掛けてきたんですか?

中原:入社当時は、カミナシの開発と保守をメインで担当していました。ユーザーから感謝のお言葉をいただくことも多いカミナシですが、一方でお叱りを頂戴することもあります。そんなときに、要望を受けてデータ調査をしたり改修を進めたりしています。最近では僕も社内ではそろそろベテランの領域に入ってきたので、オンボーディングや過去事例を共有するなどして、新しく入社してきたエンジニアの育成にも力を入れています。

また、仕事内容としても大きな変化がありました。前職まではバックエンドがメインでしたが、今はフロントエンドを担当することも。より良いプロダクトにするために、フロントエンド・バックエンド・インフラストラクチャーの区分なく開発ができていることを嬉しく感じています。

そうなると当然、使う言語や開発環境が変わることもありますが、自ら調べたり、ときには先輩に質問したりして、業務を進めています。現在はリモートワークが中心ですが、気軽にチャットで質問できるので、これまで不便に感じたことは一度もありません。

──印象的だった仕事はありますか?

中原:7月からジョインした新規チームで3ヶ月で成果を出せたことが最近の嬉しかったことです。わずか3カ月で要件定義からリリースまでを行うというタイトなスケジュールでしたが、新しくCTOに就任した原トリさんのもと、チームビルディングを意識しながら一丸となり達成できた成果だと感じています。

社内向けの管理画面をリプレイスするというプロジェクトだったのですが、実際にシステムを使うCSチームのメンバーからも「よかった!」という前向きなフィードバックをもらっていますね。今後も、「何が課題か?」「どこに工数がかかっているのか?」「何を改善すればいいか?」を一つずつ潰していき、現場から使われるシステムづくりをしていきたいです。

──CTOに就任されたトリさんですが、中原さんから見てどのような方ですか?

中原:トリさんから学ぶことは非常に多いです。さきほどお話した新規チームはCTO直下のチームだったので、自ずとドキュメントレビューをしてもらう機会も多く、その度に気づきを得ることができました。

特にすごいなと思うのは、ものごとを分析して言語化する能力に長けている点。だから、何かトラブルがあっても問題の分解が早く、解決に繋がりやすいんです。トリさんが就任してからはエンジニアチームとしても成長速度が加速してきているという実感もありますね。今までは「これでいいのかな?」と迷いながら作業することもあったので、指針となる存在がいてくれるというのはありがたいです。

──仕事を通じて、ノンデスクワーカーに貢献しているという実感はありますか?

中原:お客様の現場に行って実際の作業風景を見せてもらったり、問題があった際には何が課題かを現場で直接見て特定して直したり。それができるのはカミナシならではです。問題を解決し、その場で「ありがとう」と言われるのは、やっぱり励みになりますよね。これまでの経験だと、ユーザーのところに出向いて、直接ヒアリングする機会はほぼありませんでした。それができる今の環境は、エンジニアとしてとても嬉しいことですし、自分の中でプラスになっていると感じています。

マネジメントにも挑戦しつつ、現場でも技術を高めていく

──中原さんが在籍するエンジニア組織は、どんなカルチャーですか?

中原:エンジニアとしてのスキルもありながら、カミナシのカルチャーにマッチしているという、「バランスの取れた人材」が多い印象です。エンジニアって、プログラミングを書ければOKと思われがちですが、カミナシではそうはいきません。「現場ドリブン」をはじめとしたバリューに共感できないと難しいだろうなと思っています。”難しい”と言うと語弊があるかもしれませんが……現場に行って生の声を聞き、それを開発に活かしていくというスタイルにワクワクできる人の方が向いていると感じますね。

さらに、最近入社した方も皆さんスキルが高いので、お互い意識しながら、いい意味で切磋琢磨できる環境もカミナシにはあります。特に、以前所属していたチームのエンジニアリングマネージャーの宮本さんとは、チームが変わった今なお1on1を続けています。苦しかった時期にも、二人でトラブル対応を経験してきたので。そうした仲間に囲まれて働ける人間関係の良さもカミナシの魅力です。

──中原さんの今後の目標についてお聞かせください。

中原:今後はマネジメントにも挑戦していき、ゆくゆくはエンジニアリングマネージャーとして、組織を引っ張っていけるような存在に成長したいです。カミナシは絶賛拡大中で、新しいメンバーも日々増えています。人が増えるとマネジメントの仕事も増えてくると思うので、そこに向けてまずは現場で技術を磨き続けたいですね。

でも、マネジメント一本でやっていくつもりはありません。今後も自分の手は動かしたいし、技術は錆びさせたくない。だから、プレイングマネージャーというのが理想でしょうか。

──それでは最後に、中原さんのプライベートを教えてください!

中原:学生時代まで野球一筋だったこともあり、スポーツが大好きです。休みの日は身体を動かすことが多く、最近はロードバイクが趣味で、仲間と練習してレースに出たりすることも。そのほかにも、サウナにハマっており、つい先日は”サウナの聖地”とも言われている静岡の「しきじ」へ行き、整ってきました。ちなみに、カミナシのSlackにもサウナ専用のチャンネルがあるので、そこで情報交換をすることもあります!

──中原さん、ありがとうございました!

▼中原のキャラクターがわかるショート動画


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