バリューアワードの受賞者はまさかのあの人…?! みんなで決めたバリューの体現者たち
カミナシnote編集部です!
カミナシでは半期に一度、バリューアワードを開催しています。
バリューアワードとは、カミナシが掲げるバリューをもっとも体現した人を表彰するものです。
今回は新たに追加された新バリューを含む「KAMINASHI 5 VALUES」をお披露目した当日に全社員で投票して受賞者を決めました。
その経緯や受賞者のコメントなどをご紹介します!
「KAMINASHI 5 VALUES」について
先日、カミナシはバリューを改定しました。
もともと3つのバリューに、新たに2つを追加して5つに。従来のバリューに関しても、解釈がブレないよう説明文を見直しています。
なぜ見直すことになったのか、新たに追加されたバリューの背景についてはCOO河内がnoteに綴っているので、ぜひご覧ください。
新しいバリューに対する社内の反応は上々で、これまで「現場ドリブン」が不動の人気バリューでしたが、それを脅かすほど人気があるのが「自分リノベーション」でした。
2022年上半期 カミナシバリューアワード受賞者の決め方
今回は従来のバリューと追加された新バリューで受賞者の決め方を変えています。
新バリューは、全社員が集まる全社オフサイトMTGで初めて社内にお披露目したのですが、その同日にアワード発表も控えていました。そこで、新バリューについて早速みんなが考えるきっかけにしたいという想いから、お披露目の直後にGoogleフォームで全社員に投票をしてもらうことに。
リアルタイムで結果を見ている運営側としては、さながら開票中の選挙を見ている気分でした笑
従来のバリュー(現場ドリブン・全開オープン・β版マインド)
全社員からの推薦
各マネージャーからの推薦(自部署内)
経営陣による選考
新バリュー(外向きベクトル・自分リノベーション)
新バリュー発表当日に全社員による推薦投票
これらの選出方法で、それぞれの受賞者が決まりました。 受賞者はどんな人たち?
ここからは各アワードの受賞者と選出ポイントやコメントをご紹介します。
現場ドリブン:“ユーザーの痛みを自分の言葉で語る”を実践したCS・塩田
<選出ポイント>
現場への訪問量はもちろん、社内への現場訪問の企画や訪問内容の発信など、現場で一次情報を取るアクションの質と量が高かった
一次情報をもとに考えて自分の表現に落とし込む「ユーザーの痛みを自分の言葉で語る」を誰よりも体現していた
<受賞者コメント>
発表された時は自覚がなかったので、純粋にビックリしました笑
「現場ドリブン」というバリューは大好きだけど、それを体現するためにやったことではありません。とにかく僕自身が「いろいろな現場を知りたい」という気持ちがあったこと、そして会社としても「現場に行ってお客様の課題を身をもって感じること」が必要だと考えて、CSチームに協力してもらい率先してさまざまな現場訪問を企画して続けていました。訪問した後はその情報を社内に還元できるようにレポートを作って共有していましたね。
7月から役割が変わり、カスタマーサクセスからカスタマーセールスになりました。セールスとして売上をつくっていくミッションを持ち、これからチームも作っていかなければいけません。今までのやり方や考え方を変えていく必要があるので、2022年後半はベータ版マインドで、外向きベクトルに注力して、最終的には自分リノベーションを体現していきたいと思います!
全開オープン:未経験だからこそ、素直に“わからないと言える勇気”を持ってキャッチアップしたCS・村松
<選出ポイント>
わからないことを正直に伝える勇気を持ち、最も体現した。その姿勢を見て影響を受けた人たちは少なくなく、チームや他の人にとっても良い影響を与えた。
「全開オープンが大好き」という発言も多く、バリューへの愛を感じる
<受賞者コメント>
まさか自分が受賞するとは思っていませんでした。発表時に隣の席にいたセールスメンバーに「なっちゃん(私)に投票した」と声をかけてもらえて、とっても嬉しかったです!
前職は惣菜の製造・販売を手掛ける会社で店長などを経験していましたが、当時は新しい業務でわからないことがあっても、なかなか「わからない」と言えなかったんです。でも、昨年転職してカミナシというITやスタートアップの文化もCSという職種もすべてが未経験。わからないことをそのままにしていると、どんどん置いて行かれてしまいます。
なので、まわりの皆さんには迷惑かもしれないけれど、わからないことはわからないと正直に伝えて教えてもらおうというスタンスで臨みました。もともと「前提や認識を揃えて議論する」という文化があるせいか、みんな好意的に受け入れてくれて、「そうだよね、この言葉わかりづらいよね」とMTG中でも議題を止めて説明してくれたんです。業務中もなるべく「こういう理解であっているか」など、都度確認しながら着実に進めていくように心がけていましたね。
おかげさまで徐々にわかることは増えていっていますが、それでもまだまだです。でも、いつまでも新入社員ではいられないので(笑)全開オープンはそのままに、次は新しいバリュー「自分リノベーション」でトライアンドエラーを繰り返しながら自分を進化させていきます!
β版マインド:リスクや影響範囲を考慮しながらも新たな挑戦をしたエンジニア・井村
<選出ポイント>
プロダクトのパフォーマンス改善において、一番最善と考えられる技術を新たに使うことに挑戦したこと
上記において、リスクや影響範囲も深く考慮しながら見事にパフォーマンス改善を成し遂げたこと
<受賞者コメント>
受賞できて嬉しかったです。実は、受賞発表の司会が仲が良いエンジニア(浦岡さん)で、発表中ずっとニヤニヤしていたんですよ。なので、僕の名前が呼ばれたときは「だからニヤニヤしていたのか〜!」という気持ちのほうが大きかったのが正直なところです(笑) 「β版マインド」は以前からあるバリューですが、今回、説明部分が変更されて「限られた時間で最大限考え尽くして踏み出す」というニュアンスが追加されています。その部分が受賞のポイントになったと説明していただきました。
プロダクトのとある機能で、パフォーマンスを改善しないとお客様の業務に影響が出かねない状況だったんです。じっくり時間をかける余裕もない中で、一番最善だと考えたのが新しい技術を取り入れて対応することでした。当時、まだカミナシの中では実績がない技術だったのですが、リリース後に起きそうな問題などのリスクも最大限考慮しながら進めていきました。無事に改善できて本当にホッとしましたね。
僕は入社5年目というカミナシの中でも古参メンバーになります。組織が拡大する中で、新しいメンバーの考え方を取り入れながら、自分を変えていかないといけないという気持ちが強くなっています。新たなバリュー「自分リノベーション」は今の自分に一番必要なバリューだなと思ったので、次はこのバリューが体現できるように行動していきたいですね。
外向きベクトル:入社直後でも遠慮なく“コトに向かう”姿勢を見せたPM・加古
<選出ポイント>
言いづらいことや変化を起こしづらいことであっても、常にコトに向き合い物事を進めていた
入社間もない時期でも遠慮なく、内向きにならず、真っ直ぐ課題に向き合う姿勢があった
<受賞者コメント>
受賞できて嬉しいです!前職のDeNAでも「ことに向かう」という価値観があって、それに近いバリューだったので個人的にとても気に入っていました。こうして受賞できて、前職の人たちにも顔向けできそうです(笑) 私を推薦してくれた人から、PMチームが始めた「プロダクトレター」の取り組みが良かったと教えてくれました。プロダクトレターは、PMチームとしてカミナシのプロダクトに関するさまざまな情報をNotionにまとめて、定期的に社内Slackに投稿していく取り組みで6月下旬に開始して現在で10回を超えています。SaaSは、プロダクトとビジネスがセットで成長していくものです。その中でPMは「なぜそれを作るのか?」の説明責任を果たす役割を担っています。事業、お客様、技術など、さまざまな観点からWhyを説明することで社内にも納得感が生まれ、それが強いプロダクト、強い事業をつくることにもつながります。
本当にお客様のためになっているのかを考え抜き、良いところも悪いところも共有しながら透明性を上げていく動きを今後も続けていきたいです。
次に狙うバリュー体現は「β版マインド」ですね。スピード感を持ち、どのチームよりも試行回数を積み重ねていくことを体現していきたいと思っています。そうすることでお客様により大きな価値を届けられると思うので。
(でも本当は「現場ドリブン」狙っています笑)
自分リノベーション:受けたフィードバックはすぐにアクションして自分を進化させたCEO・諸岡
<選出ポイント>
経営者の器によって、企業の規模やグロース出来る範囲が決まる。自ら言い聞かせ、それを全体にアウトプットし、自らの課題に向き合い続け実行している。
ピボット前後を知る社員としては社長の成長を著しく感じている。初代受賞者に相応しいと思った。
<受賞者コメント>
発表時に自分の名前が呼ばれたときは「社長の自分が受賞していいの?」という気持ちでしたね。全社員が投票してくれたなかで、一番の得票数だったこと、そして自分自身が社長と社員という関係ではなく、「一緒に働くメンバー」という自覚があるので、今回ありがたく受賞させていただくことにしました。
この半年くらいは自分自身が苦しい時期もあったんです。COOの河内から「PJオーナーとして諸岡さんに任せるのは不安」と厳しいフィードバックをもらったこともあって…。でも、受けたフィードバックに対しては絶対コミットしようと気持ちを切り替えて、すぐにアクションを起こしていましたね。PJオーナーになるべく、PMにも協力してもらって自分自身をステップアップさせてきました。それが認められたのは嬉しいですね。
もし次に狙うとしたら「β版マインド」と「現場ドリブン」ですね。カミナシが掲げるビジョン実現のためには、組織や事業を強力に成長させていく必要があります。そのために経営者として、現場と顧客にしっかり向き合って中長期の戦略を描き切り、高い解像度をもって実行に移すことが使命だと思っています。この2つを同時受賞できるくらいにやり切りたいですね。
さいごに
次回のバリューアワードは2022年末に開催予定です。次回はどんなメンバーが選出されるのでしょうか。
カミナシでは個人目標としてバリューの行動目標も設定し始めています。さまざまなバリュー体現行動が期待されています。
編集部も受賞者のインタビューを楽しみにしています!
受賞者の皆さん、おめでとうございました!!
\Meetyで裏凸やっています/