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新規チーム「カスタマーセールス」で経営層にアプローチ!成功事例を通して得たカミナシならではの”やりがい”

こんにちは!カミナシ編集部です。

今回お届けするのは、カスタマーセールスとして活躍する塩田のインタビューです。大手人材会社で中途採用領域における数々の成果を生み出してきた塩田。その後スタートアップ企業へ転職し、新規事業に従事したのち、2022年2月にカミナシへジョイン。入社の決め手となったのは「一緒に働きたいと思える代表や仲間がいたから」と話す塩田に、カミナシでの仕事のやりがいや今後実現したいことなどを語ってもらいました!

就職活動での第一志望は、テレビ局だった

――塩田さんは大手人材会社で社会人としてのキャリアをスタートさせたと聞いています。そこに行き着くまで、どんな学生生活を送っていたのでしょうか?

実は私、就職活動中の第一志望は、テレビ局のディレクターだったんです。そんな僕がなぜ社会人1年目で人材系のキャリアを歩むことになったのか。少し遡ってお話させてもらいますね。

大学時代は長く大手飲食チェーンでアルバイトをしていました。転機となったのは、大学3年の時に訪れた宮崎への研修旅行。通常は社員しか行けない研修になぜか声をかけてもらい、参加することになったのです。

そこで目にしたのは、圧倒的な地方の過疎化でした。いくら少子高齢化が叫ばれていると言ったって、横浜で生まれ育った自分には想像もできないほどに過疎化が進んでいたのです。

「この状況を、いったいどれくらいの日本人が知っているんだろう?」

かつて自分が、地方の過疎化を取り上げたテレビ番組で目にした話は本当だったのだろうか?突如として湧き上がったその疑問を晴らすべく、無鉄砲にもその番組に出ていた一般の出演者に自ら電話をし、アポを取って地方へ向かいました。すると目にしたのは、やはりここでも実態と異なる人手不足の現場があったんです。

そのようにして視聴率の観点から、丸くおさめた番組の作り方をするメディアのあり方に疑問を持つようになりました。自らの言葉で真実を発信できるディレクターになりたい。そんな思いからテレビ局を受けることにしました。

――自らアポを取り現場に向かうなんて、凄まじい行動力ですね。就職活動はどうなったんですか?

志望していたテレビ局は最終面接でまさかの不合格…。どうしても大学4年の春までに就職を決めたかった私は焦っていました。その時に出会ったのが1社目の人材会社です。

その会社は「社会の問題点を解決する」というミッションを掲げており、アプローチの仕方は異なれど、自分が実現したい「地方の課題を解決したい」という思いは共通していました。そこから人材業界でのキャリアをスタートさせました。

入社後3年間は中途領域の人材紹介営業として、企業・求職者双方と折衝しながら採用創出に奮闘しました。当時は、ハイキャリア層と呼ばれる役員クラスの案件を複数担当しており、自分が紹介した人材が数か月後には新聞紙面を飾るようなスケールの大きな仕事にもチャレンジさせてもらいました。

その後しばらくして、あるVCが買収した企業の案件を担当することに。当時最高業績をたたき出し、仕事はノリに乗っているタイミングでした。その案件では複数名の採用を決定し、喜んでいたのも束の間。ご入社された方々が早期に退職する事態が発生したいのです。

豊富な経験をお持ちの方々ですが、早期退職が影響し、その後もなかなか次の就職が決まらないという事態が起こりました。自分は成果を出し、会社からは評価されている。でもその裏で、誰かが不幸な思いをしている。この仕事に疑問を感じるようになりました。

それから、働く側にとっても居心地のいい環境づくりを支援したいという思いから、社内異動で新規事業として立ち上がった従業員サーベイの部署へ異動することに。思想は素敵なサービスでしたが、収益化に苦戦を強いられる中で、会社の統合と方針の変更が合ったタイミングで踏ん切りをつけ、転職をすることを決めました。

社長直々の連絡を経て、カミナシへ

――その後はスタートアップ企業へ転職をしていますね。ここではどんな仕事を?

2社目に入ったのは、HRテックのスタートアップ企業でした。入社を決めた理由は、前職で痛感した「いい採用」と「いい組織」の両軸を作ることができそうだったから。次に、スタートアップ企業であれば、ある程度自由度高く自分のやりたいことが実現できそうだと感じたからです。

いざ入社してみて分かったことは、スタートアップの事業目標の達成は容易ではないことです。非常にストレッチな目標に対して、全社員が一丸となって突き進むことに面白みを感じました。

しかし、入社から約1年後に新型コロナウィルスが発生。採用領域で事業を展開しており、影響は避けられませんでした。既存事業に代わる収益柱を作るため、新規事業として「サービス業で働く現場と本部をつなぐコラボレーションサービス」の立ち上げが決まりました。私はPMM兼CSとして、ユーザーインタビューから課題の特定を行い、プロダクト開発に取り組む日々。ユーザーのアクティブ率は悪くはないものの、ここでも1社目と同様に収益化に苦しみました。

経営側と設定した期限まではがむしゃらに頑張りましたが、期限の時点で急激な成長は見込めないと判断して新規事業はクローズ。私は転職をすることにしました。

――悔しい想いを胸に、次に選んだ選択肢がカミナシだったんですね。

はい。実は前職で新規事業に従事していたころ、他社の事例をいくつか調べている中でカミナシのことも知っていました。それだけでなく、現在の同僚である大西さんとかつて一度会話したことがあったり、過去に自分が面接した求職者がカミナシへ入社したケースがあったり。運命じゃないですけど、カミナシは当時からなんとなく意識する会社の一つでした。

実は転職活動の際、カミナシ以外に他の企業も受けており、最初はそこへ行く予定だったんです。カミナシの内定はお断りして別の会社へ行くという意向をエージェント経由で伝えたところ、CEOの諸岡さん本人から「もう一度会いたい」と連絡があり、1日もたたないうちに実際に会うことになりました。

そこで諸岡さんが語ってくれたのは、私のnoteを見た上で、なぜ僕がカミナシに来るべきかという内容でした。熱弁の一方で「とはいえ俺もわからないことがあるからさ」と自然体な感じで、私の気持ちに寄り添おうとしてくれたことを覚えています。

その時、純粋に「こういう社長に付いていきたいな」と思えたのです。前職では新規事業に悪戦苦闘しながらも、判断に迷うたびになかなか周囲に相談できないというもどかしい経験をしました。だからこそ、判断に迷うことがあった時、それでも一緒に頑張っていこう!乗り越えて行こう!と言える社長や仲間がいることは心強いと考えたのです。

諸岡さんとの話し合いを経て、決意は180度変わりました。それから、カミナシへ入社する意思を伝え、晴れて2022年2月から働いています。

――諸岡さんからの誘いがなければ、今ここに塩田さんはいないんですね!まさに、人生のターニングポイントだと思います。塩田さんは現在、どんな仕事をしているんですか?

入社してから4カ月間はCSで、お客様の導入支援に従事していました。当時ポジションに大きなこだわりはなく、「とにかくお客様のことやプロダクトのことを知りたい」と希望を伝え、CSに配属。入社してみて一番感じたのは、プロダクトに対するお客様からのお問い合わせがとても多いということ。これにまず感動しました。

もちろん、お問い合わせの中にはお叱りの言葉もあります。しかしそもそも、使われていなかったら不具合の連絡さえありません。連絡がくるということは、それだけしっかり使ってもらえているということ。それが純粋にすごいなと思いました。

また組織に対しても、私が入社した当初はまだ40名程度の組織でしたが、想像以上に仕組みが整っていることにも驚きました。その裏には、この先を見据え、全員が体系的にその仕組みを作っていこうと努力したことも容易に想像できました。

カミナシというプロダクトを通じ、現場の社員さんが褒められることが何より嬉しい

――入社してから印象に残っているエピソードはありますか?

現在は、最近新しくできたカスタマーセールスという組織に属しています。この部署は、既にカミナシを導入してくれているお客様の顧客満足度と売上の最大化を両立させること。その上でNRR(売上維持率)を伸ばすことがミッションの組織です。そのため、これまでやってこなかった経営層に対してのアプローチにもトライし始めています。

その中で印象的だった食品メーカー様のエピソードを紹介させてください。同社は既にカミナシを利用してくれているお客様ですが、プロダクトを使って見えてきた現場の変化や、工場内で活躍する若手の推進担当メンバーの頑張りを”見える化”するべく、取締役や社長を交えた報告会を開催したのです。この取り組みは、カミナシとしても初めてのこと。

この報告会では、製造日報のデジタル化による品質管理だけでなく、取り組みを通じて現場の若手社員が試行錯誤しながら成長している様子や各課の分担が進み連携がうまくいき始めていることなど、長年の課題がカミナシで解決できていることを伝えました。最初はどうなることやらと緊張感もありましたが、報告会に同席した社長直々に、評価のコメントをもらい、カミナシだけでなく現場の若手社員たちのことを評価してくれたのです。私はそれが一番嬉しかった。

報告会の終了後、社長の判断で「全社でカミナシを導入しよう」という成果にも結びつきました。もともと7名ほどだったお客様側のプロジェクトメンバーも一気に40名へ拡大。しっかり価値を届けて事業を成長させていくことの醍醐味を感じることのできたエピソードでした。

――これまで複数社を経験してきた塩田さんですが、カミナシならではの仕事のしやすさはどんなところにありますか?

現在、私はカスタマーセールスとして経営者にアプローチをしているところですが、それを支えるのはやはりCSのみんなで、彼らとの連携が非常に取りやすい点は助かっています。とにかく顧客志向で、本当に心の優しい人ばかり。普段何食べているんだろう?と思うほどです(笑)。

なかでも、CSとして活躍する細見さんは、年齢は一緒ながらも私とは異なるスキルを持ち合わせた人物。私が苦手とする細かな業務にも強く、困ったときは「どうやって連携する?」と気軽に相談し合える貴重な仲間です。純粋に尊敬しています。

カミナシには「全開オープン」というカルチャーがあります。細見さん以外のみんなもまさに心をオープンにし、お客様のためにいいと思ったことを全力でできる仲間です。

新規事業の立ち上げに挑戦したい

――塩田さんが目指す、これからのビジョンを教えてください。

まずはカスタマーセールスの組織を形にしていくこと。つまり、お客様の満足度と売上の両方を最大化させる仕組みを組織が持てる状態にしていきたいです。そのためには、従来の方法ではない新しい売り方を考える必要もあるかもしれませんし、自分の考えを今以上に言語化して発信していく必要もあると思っています。

中長期の目標でいくと、既存のカミナシというプロダクトだけでなく、新しい事業の立ち上げに再度挑戦して、今度こそ事業成長を牽引したいです。叶えたいビジョンは、カミナシが掲げるものと変わらずに「ノンデスクワーカーが『挑戦し、報われる世界』の創造」という世界観。

すぐに実現するような話ではなく、5年、10年かかる話でしょう。私は間もなく30歳を迎えます。引き続き冒険しながら、楽しんで仕事をしている30代を目指したいです。

――最後に塩田さんの休日の過ごし方を教えてください。

趣味は船釣りなんですが、移動と準備だけでも結構お金かかるんですよ(笑)。なので、そう頻繁には行けません。月に一度の楽しみです。この前行った時には、真鯛が10匹も釣れました!妻は4.3キロのヒラメを釣り上げていましたね(笑)

――塩田さん、ありがとうございました!

▼塩田のキャラクターがわかるショート動画

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