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カミナシのプロダクトマネージャー

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カミナシのプロダクトマネージャーによるnoteです。
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記事一覧

新規プロダクトのドメインモデリングを チーム全員 で40時間かけてやったら、一石三鳥🐓だった話

はじめにこんにちは!カミナシでPMをしている、かもしー🦆です! このnoteでは、サービスチーム全員(エンジニア・デザイナー・PM)でドメインモデリングを設計したら一石三鳥🐓の成果があったので、次回やる時に取り入れたいワーク設計のポイントを話します。 経緯 直近半年間、新規プロダクトの探索をしてきたのですが、先日正式版開発を始めるフェーズになったため、新たにエンジニアとPMがチームにjoinすることになりました! オンボーディングの相談をした際、CTOトリさんから「開発

一年でプロダクト数が1→5へ。ある新規プロダクト立ち上げの裏側 (PM視点の4つの学び)

はじめにはじめまして!カミナシでPMをしている、かもしー🦆です。 先日プレスリリースを出しましたが、カミナシは「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」というミッションのもと「まるごと現場DX構想」を掲げており、マルチプロダクト化を進めています。 これまで製品は1つだけでしたが、2024年度中に計5製品のラインナップを予定しており、現在その仕込みを進めています。 そのうちの一つとして、2023年からある新規プロダクトの立ち上げを開始し、チーム一丸となって進めてきました。 そ

プロダクトマネジメントの意思決定を上手く行うスキル5選

こんにちは。カミナシでプロダクトマネージャーをしている中村といいます。 過去に書いた記事はこちら 「プロダクト戦略どう立てたらいいかわからん」な人に贈る7つのコツ 【プロダクト開発に関わる人必読!!!】 モノゴトを前に進める『波乗り理論』 職能を超えて成果をだす プロダクトマネージャー(PM)が行うことの中でも、難しいと感じる人が多いことの一つが「意思決定」ではないでしょうか? 今回はこの意思決定について、こうすれば今までよりも上手くできるかも?という「意思決定のスキル

職能を超えて成果をだす

こんにちは。カミナシでプロダクトマネジメントをしている中村といいます。 過去に書いた記事はこちら 「プロダクト戦略どう立てたらいいかわからん」な人に贈る7つのコツ 【プロダクト開発に関わる人必読!!!】 モノゴトを前に進める『波乗り理論』 今回は、過去投稿した記事に書いているような「プロダクト戦略」とか「波を起こすようなリーダーシップ」も大事だけど、そのうえで、「成果をだすためにチームとしてどのような取り組みが必要なんだろう?」ということを考え、実践したことをシェアしたい

正しい人を正しく巻き込む技術

はじめにこんにちは。カミナシでPMをしている後藤といいます。 現在、新規事業に携わりつつ、さまざまなお客様や社内メンバーと協力して、プロジェクトの成功を目指して日々奮闘しています。 PMは、多くの関係者を巻き込みながら、複数のプロジェクトを立ち上げ、推進することが各所で発生します。 プロジェクトを成功に導くためには、適切な人材を効果的に関与させる技術が欠かせません。この会社に入社してから、いくつかの失敗を経験しながら、最適な進め方を模索してきました。 失敗を繰り返す中で、

【プロダクト開発に関わる人必読!!!】 モノゴトを前に進める『波乗り理論』

こんにちは。カミナシでプロダクトマネージャー(PM)をしている中村です。 先月、プロダクト戦略に関する記事を書いたのですが、今回はそれを実行する中での考え方を書いてみたいと思います。 紹介するのは、人間の欲求に沿うカタチで自然と行動につなげられる『波乗り理論』(自分が勝手に命名した理論)を使うことで、カミナシでのプロダクト開発やその周辺のモノゴトを前に進めていった話です。 プロダクト開発だけでなく、仕事全般に使える理論だと考えているので、少しでも使えるかも!と思える部分が

新機能の最初のリリースはどれくらいミニマムにするべきか?

はじめに2024年が始まりましたね。カミナシでPMをやっているtakasuといいます。 新年早々に2023年を振り返ってのお話なのですが、昨年カミナシに入社した私が所属するチームでいちばん最初に取り組んだ「レポート出力」という機能があります。 この「レポート出力」は、開発着手から、一部ユーザーに検証版を提供するまで3ヶ月、全ユーザーに正式版を提供するまで5ヶ月というなかなかに時間をかけた機能開発だったのですが、いま振り返ると、これだけ長い時間をかける開発であれば、もっと早

「プロダクト戦略どう立てたらいいかわからん」な人に贈る7つのコツ

こんにちは。カミナシでプロダクトマネージャー(PM)をやっている中村です。 最初に謎の宣言をするのですが、自分は「XXができるコツ10選!」みたいな記事が比較的嫌いです。(嫌いなんかい!)嫌いなんですが、、思うことがあってこんなタイトルの記事を書いています。 PMの仕事をする中で、「プロダクト戦略ってめっちゃ大事!」って思うことが多いのですが、一方で、「プロダクト戦略ってなんか高尚すぎて、とっつきにくい!」と考えている人も多そうだなとも思います。 この2つの思いを合わせ

【個人カジュ面リンクあり】カミナシのPMメンバーを紹介します。そうですこれは採用広報目的のnoteです📔

カミナシPMのかこもえ(@kakomoe3)です🐙 これは、カミナシに今いる個性豊かなPMメンバーをただただ紹介するnoteです。 カミナシのPMってどういう人が多いの?どういう人が活躍するの?なにが楽しいの?といった話をカジュアル面談などでもよく質問していただきます。 カミナシは、1年でPMが2名→6名に増えました。 個性豊かなメンバーたちをもっと知ってもらいたい!🐐と思い、今いるメンバーに、カミナシのことや、個人のことをインタビューしてみました💬 個々人とカジュア

顧客のことを知らなかった元エンジニアが、現場ドリブンのカミナシに入社した経緯

はじめにはじめまして、カミナシでPMをやっているtakasuといいます。 カミナシには2023年3月に入社し、ちょうど半年がたちました。少しずつ業務にも慣れ始めてきたこのタイミングで、あらためて「なんでカミナシに入ったんだっけ?」を振り返ってみるべく、入社エントリを書こうと思います。初心忘るるべからずってやつですね。 振り返りを始める上での前置きとして、前職での業務を説明しておくと、開発まわりのことはなんでもやる要員(エンジニア)として、サーバーサイド、フロントエンド、

これは入社エントリーです

初めまして、2023年5月16日にPMとしてカミナシに入社した前泊(まえどまり)です。入社後、プロダクトの細かな機能改善の検討、短・中期のプロダクト戦略議論、デザインシステムプロジェクトに関わったりしています。 タイトルの通り、もう3ヶ月も経ってしまっていますが、これは入社エントリーです。 タイトルは、米国の作家David Foster Wallaceの有名なスピーチ”This is water”(これは水です)からとっています。水の中を泳ぐ魚は水の存在を意識しないという

組織全体で"現場ドリブン"な文化を作るために必要なこと、実践の仕組み

カミナシPMのかこもえ(@kakomoe3)です🐙 Lboseさんにお声かけいただき、PM向けウェビナーでLTをさせていただいた。それをフォローするnoteを書こうと思う📖 ↑文字読むのめんどい方は、スライドだけでも見ていってくださいませ✨ 現場ドリブンってなに?『現場ドリブン』とは、私の所属するカミナシのバリューの1つだ。 つまるところ 「泥臭く、顧客に向き合う。足を運び一次情報を得、自分ごと化していく」 という意味の言葉で、私が最も好きなバリューでもある。 そし

「もう手遅れかも」と一度でも思ったことがあるプロダクト開発に関わる人に読んでほしいこと (PM入社エントリー)

こんにちは。PM(プロダクトマネージャー)として2023年4月からカミナシで働き始めた中村将平です。 今回、いわゆる「入社エントリー」的な記事なのですが、入社前からカミナシは自分にとってぴったし合いそうな組織だと思っていたし、今もそう思っているので、転職活動時点や入社直後のタイミングであまり悩んだりはしませんでした。 なので、この記事を通して、転職やキャリアで悩んでいる方に直接参考になるような情報を何か発信できるだろうかと考えましたが、折角の機会なので、PM的な仕事やプロ

カミナシとHubspotとわたし【連載企画vol.9】

こんにちは。カミナシのたかくらです。 この記事は、プロダクトマネジメントチームとデザインチーム(通称:P&D部)で行っている、「カミナシと○○とわたし/ぼく」という自分自身の「こだわり」「偏愛」「感情」などをカミナシに絡めながら語る、全10回連載企画の9記事目です。 前回はカミナシ最古参で、社長の諸岡に「PdMを自分に渡してください」と勇気ある進言によりサービスを伸ばした @gto(じーてぃーおー)さんのコメダ珈琲への偏愛を語る記事でした。 今回はPMMとしてビジネスサ