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カミナシのプロダクトマネージャー

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カミナシのプロダクトマネージャーによるnoteです。
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【プロダクト開発に関わる人必読!!!】 モノゴトを前に進める『波乗り理論』

こんにちは。カミナシでプロダクトマネージャー(PM)をしている中村です。 先月、プロダクト戦略に関する記事を書いたのですが、今回はそれを実行する中での考え方を書いてみたいと思います。 紹介するのは、人間の欲求に沿うカタチで自然と行動につなげられる『波乗り理論』(自分が勝手に命名した理論)を使うことで、カミナシでのプロダクト開発やその周辺のモノゴトを前に進めていった話です。 プロダクト開発だけでなく、仕事全般に使える理論だと考えているので、少しでも使えるかも!と思える部分が

新機能の最初のリリースはどれくらいミニマムにするべきか?

はじめに2024年が始まりましたね。カミナシでPMをやっているtakasuといいます。 新年早々に2023年を振り返ってのお話なのですが、昨年カミナシに入社した私が所属するチームでいちばん最初に取り組んだ「レポート出力」という機能があります。 この「レポート出力」は、開発着手から、一部ユーザーに検証版を提供するまで3ヶ月、全ユーザーに正式版を提供するまで5ヶ月というなかなかに時間をかけた機能開発だったのですが、いま振り返ると、これだけ長い時間をかける開発であれば、もっと早

「プロダクト戦略どう立てたらいいかわからん」な人に贈る7つのコツ

こんにちは。カミナシでプロダクトマネージャー(PM)をやっている中村です。 最初に謎の宣言をするのですが、自分は「XXができるコツ10選!」みたいな記事が比較的嫌いです。(嫌いなんかい!)嫌いなんですが、、思うことがあってこんなタイトルの記事を書いています。 PMの仕事をする中で、「プロダクト戦略ってめっちゃ大事!」って思うことが多いのですが、一方で、「プロダクト戦略ってなんか高尚すぎて、とっつきにくい!」と考えている人も多そうだなとも思います。 この2つの思いを合わせ

顧客のことを知らなかった元エンジニアが、現場ドリブンのカミナシに入社した経緯

はじめにはじめまして、カミナシでPMをやっているtakasuといいます。 カミナシには2023年3月に入社し、ちょうど半年がたちました。少しずつ業務にも慣れ始めてきたこのタイミングで、あらためて「なんでカミナシに入ったんだっけ?」を振り返ってみるべく、入社エントリを書こうと思います。初心忘るるべからずってやつですね。 振り返りを始める上での前置きとして、前職での業務を説明しておくと、開発まわりのことはなんでもやる要員(エンジニア)として、サーバーサイド、フロントエンド、

これは入社エントリーです

初めまして、2023年5月16日にPMとしてカミナシに入社した前泊(まえどまり)です。入社後、プロダクトの細かな機能改善の検討、短・中期のプロダクト戦略議論、デザインシステムプロジェクトに関わったりしています。 タイトルの通り、もう3ヶ月も経ってしまっていますが、これは入社エントリーです。 タイトルは、米国の作家David Foster Wallaceの有名なスピーチ”This is water”(これは水です)からとっています。水の中を泳ぐ魚は水の存在を意識しないという

「もう手遅れかも」と一度でも思ったことがあるプロダクト開発に関わる人に読んでほしいこと (PM入社エントリー)

こんにちは。PM(プロダクトマネージャー)として2023年4月からカミナシで働き始めた中村将平です。 今回、いわゆる「入社エントリー」的な記事なのですが、入社前からカミナシは自分にとってぴったし合いそうな組織だと思っていたし、今もそう思っているので、転職活動時点や入社直後のタイミングであまり悩んだりはしませんでした。 なので、この記事を通して、転職やキャリアで悩んでいる方に直接参考になるような情報を何か発信できるだろうかと考えましたが、折角の機会なので、PM的な仕事やプロ

カミナシとHubspotとわたし【連載企画vol.9】

こんにちは。カミナシのたかくらです。 この記事は、プロダクトマネジメントチームとデザインチーム(通称:P&D部)で行っている、「カミナシと○○とわたし/ぼく」という自分自身の「こだわり」「偏愛」「感情」などをカミナシに絡めながら語る、全10回連載企画の9記事目です。 前回はカミナシ最古参で、社長の諸岡に「PdMを自分に渡してください」と勇気ある進言によりサービスを伸ばした @gto(じーてぃーおー)さんのコメダ珈琲への偏愛を語る記事でした。 今回はPMMとしてビジネスサ

カミナシとリサーチとぼく

こんにちは、カミナシでPMをしている渡邊 (@nabetaro_san) です! この記事は、プロダクトマネジメントチームとデザインチーム(通称:P&D部)で行っている、「カミナシと○○とわたし/ぼく」という自分自身の「こだわり」「偏愛」「感情」などをカミナシに絡めながら語る、連載企画の6記事目になります! 今回は、「カミナシとリサーチとぼく」というテーマで、なるべく偏愛を出していきたいと思います。笑 リサーチとぼくリサーチというと、最近ではUXリサーチ、デザインリサー

カミナシとロードマップとわたし

こんにちは!カミナシでPMをしているかもしー (@96kemu96) です!🦆 このnoteは、PMとデザイナーのチーム(通称:P&D部)で自分自身の「こだわり」「偏愛」「感情」などをカミナシに絡めながら語る、連載企画の第三弾です! 第二弾は、コミュニケーションデザイナーでごーとんの生みの親、ななみちさんの記事でした✨ 記事では、ごーとんのミニドラ的な存在である(?)各チームごーとんの誕生秘話や、PMごーとんがインサイトを得たときに目が変化するという特徴が書かれており

新規事業をアジャイル型UXリサーチで探索してみた

こんにちは、カミナシでUXデザインとリサーチをしている渡邊 (@nabetaro_san) です! 今回はプロダクトではなく、新規事業を創出するためのUXリサーチについて書いてみました。 プロダクトを生み出す前はもちろんですが、すでにプロダクトを世に送り出している企業は、常に変化する市場に向けて新たな価値を生み出すことが必要になっていると思います。 カミナシでもすでにプロダクトがありますが、中長期に向けた新規事業をUXリサーチで探索しています。 BtoBのノンデスクワーク

プロダクトマネジメントにおける無骨なデスクリサーチ

こんにちは、カミナシでUXデザインとリサーチをしている渡邊 (@nabetaro_san) です! カミナシのプロダクトマネジメントでは、PMがそれぞれの要件に応じてデスクリサーチを行うようにしています。 あまりデスクリサーチに関する記事を見かけなかったこともあり、今回はカミナシ視点でデスクリサーチについて書いてみました。 なぜ”無骨”なのか今回はタイトルにある通り、デスクリサーチを「無骨」という言葉で表現してみました。 特に深い意味はないのですが、このnoteを書く前

はじめてBtoB UXリサーチをしたい人へ贈る、超えるべき3つの壁

こんにちは、カミナシでUXデザインとリサーチをしている渡邊 (@nabetaro_san) です! 今回は、はじめてBtoBのUXリサーチに関わる人に向けて、どのようなことを留意していくべきかをカミナシ視点で書いてみました。 私自身も以前はBtoCプロダクトに関わっていましたが、BtoBプロダクトのUXリサーチをはじめてから、BtoBならではの難しい壁が見えるようになってきました。 これから始めよう!という方の参考になれば幸いです。 3つの壁BtoBのUXリサーチで障壁

現場ドリブンを実践するプロダクトマネジメントって?

こんにちは、カミナシのPMチームでUXデザインとリサーチをしている渡邊 (@nabetaro_san) です! 今回はカミナシのPMチームが、プロダクトマネジメントをする上で実践している”現場ドリブン”について具体的に紹介していきたいと思います。 PMチームってどんなことやってるの?と気になる方は、以下のページもご覧ください。 現場ドリブンとは?カミナシのバリューの中には”現場ドリブン”があります。 カミナシで働く人は、エンジニアでもデザイナーでも職種に限らず実際に現場

B2B SaaSのUXデザイン、プロセスとアウトプットを公開します

こんにちは、カミナシでPMをしているかもしー (@96kemu96) です! 外気浴が楽しい季節になってきました。 さて今回は、今取り組んでいる新機能開発にあたって「どのように仮説検証をしたか」を具体的に紹介していきたいと思います。 先に前提をお伝えすると、今回は全く新しい概念のコンセプトや課題を検証したのではなく、既存ユーザーからも声が上がっていた課題をベースに仮説を立てました。そのため、課題や解決策の方向性はある程度あたりがついていたところからスタートしています。