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カミナシのボードメンバー

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カミナシのボードメンバー(役員)によるnoteをまとめたものです。
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#カミナシ

カミナシの経営チームが「スピードを上げるために”あえて”時間をかけたこと」

こんにちは。カミナシCFOの吉田純平です。カミナシは工場や店舗など「現場」で働く方々働く方々の才能を解放するために、ソフトウェア(SaaS)を開発・提供している会社です。 私が入社してから半年強が経過しました。この半年間でカミナシは劇的に変化したと感じています。最も大きな変化は、プロダクトを1つから5つに一気に増やしていく過程で、組織の様々な部分を変えていく必要が出てきた点です。が、その前段階でカミナシ社内でもほとんどの人が認識していないような、大きな変化が起きていました。

営業組織を次のステージへ。フィールドセールスからインサイドセールスへのジョブチャレンジを増やしたい3つの理由

こんにちは!カミナシ新規事業責任者の富澤です。 先日、5年ぶりにオフラインで開催されたインサイドセールスカンファレンス2024に登壇させていただきました。LayerX牧迫さん、ログラス佐々木さんと一緒に「急成長環境におけるインサイドセールス組織の作り方」についてディスカッションする形式での登壇でしたが、組織づくりに関して学びがたくさんあったので、本記事では更にそのテーマを深掘っていきたいと思います。 テーマは、「より強い営業組織を作るためにはフィールドセールスからインサイ

諸説あるSaaSの「事業開発/Bizdev」という役割と、カミナシの事例

こんにちは!カミナシでCOOをしている河内です。 直近数ヶ月はマルチプロダクト化が進む中で新規事業の立ち上げやM&AでグループジョインをしたチームとAIプロダクトの取り組みを進めたりと、事業開発に関わる業務に奔走しています。 今回は、その中で考えた事業開発/Bizdevという役割をテーマに書きたいと思います。 「Bizdev」という職種の分類Bizdevという職種は、企業やビジネスモデルによってその定義が大きく異なります。また、同じ企業内でも事業フェーズに応じて役割が変

元株式アナリストのCFOから見る「カミナシの市場・事業ポテンシャル」

はじめまして。2024年7月からカミナシでCFOを務める吉田純平と申します。カミナシは現場で働く方々向けに、ソフトウェア(SaaS)を開発・提供している会社です。 簡単に自己紹介すると、新卒で証券会社に入社してから12年強、株式アナリストという仕事をしておりました。株式アナリストは、担当する業界・企業のことを定性・定量両面で分析し、その内容を基に企業の株式を世界中の機関投資家に売り込むという、分析と営業が半々の仕事です。私は上場グロース企業を担当する期間が長く、自分と同世代

M&Aから8ヶ月。カミナシとの合併は吉か凶か?心境を振り返る

初めまして!株式会社カミナシ、StatHackカンパニーCEOの松葉です。 2021年に創業した株式会社StatHackは、2024年6月に株式会社カミナシに吸収合併し、カミナシ内のカンパニーとして事業を進めていくこととなりました。 1つの区切りとして、現在のStatHackの状況や、私の心境を残しておこうと思います。 完全子会社化の際に「なぜM&Aすることにしたか」のnoteを書きました。今回はそこから8ヶ月経過して、変化もあったので以下の内容などを書こうと思っています

マルチバーティカル、まだまだやってます ~カミナシのGo-To-Marketの現在地~

こんにちは、カミナシの宮城です! 以前マルチバーティカル戦略という記事を作成したのですが、思ったより反響が多くありがたいことに個別でお話する機会も増えました。 発信してから1年以上たっているので、改めて今カミナシの中でマルチバーティカルとして取り組んでいることについて共有したいと思います。 マルチバーティカルについての概要は↑の記事を読んでいただきたいと思いますが、サマリとしては以下です。 この記事では、マルチバーティカル戦略を掲げたカミナシが1年経ってどうアップデート

カミナシの「最初の100人」、SaaSスタートアップの組織はどう拡大するか

SaaSスタートアップは最初の100人にどんな人材を採用すべきでしょうか。 こんにちは、カミナシでCOOをしている河内です。 早いものでカミナシに入社して、3年半が経ちました。入社当時は9人目社員でしたが、現在では正社員で100人規模となり、これまでの組織拡大について尋ねられることも増えました。 私自身も先輩スタートアップから聞いた話を参考にさせていただくことも多かったため、本記事ではカミナシでの100人までの組織の変遷をフェーズごとに振り返るとともに、いま見えてきた組織

エンタープライズ事業を前進させるAccount Managerへの挑戦

こんにちは、カミナシでビジネスの責任者をしている宮城です。 前回のnoteを出して1年以上が経過してしまったのですが、CSから役割も変わりビジネス全体を推進することになり、改めて今挑戦していることを文字に起こそうと重い腰を上げています。 元々、カミナシでは単一プロダクトをもとにマルチバーティカル戦略という形を取っていました。 業界ごとにターゲットやお客様の抱える課題が異なるので、Go-To-Marketの戦略を変えるという形です。 並行して、事業コンセプトを刷新して「ま

創業1期目から黒字のスタートアップがカミナシとのM&Aを選択した理由

StatHackは現場DXプラットフォーム『カミナシ』を提供するカミナシに100%の株式を譲渡し、グループジョインすることを発表しました。 創業からちょうど2年、一つの区切りをつけ更なる挑戦に向け走り出すことになります。 これまでStatHackとして広く対外的な発信することは少なく、noteを書くのはこれが初めてとなるので、我々StatHackの成り立ちも含めて、このM&Aの経緯と、これからやっていくことを整理してお伝えしようと思います。 (このM&Aにあたって、カミナ

カミナシがAIスタートアップを子会社化した理由 ~現場SaaS×AIの未来~

こんにちは、カミナシの河内です。 ニュースリリースにあった通り、カミナシはAIスタートアップである株式会社StatHackの株式を取得し100%子会社としてグループにジョインいただきました。 今回はカミナシからの視点でM&Aに至った背景を書きたいと思います。 (StatHackの詳細はCEOの松葉さんがnoteで公開してますので、こちらをご覧ください) StatHackについてまずはじめに、StatHackについて紹介します。 StatHackは、東京大学松尾研究室発の

デスクレスSaaSの未来、カミナシの賭け

昨日、カミナシはシリーズBで30億円(エクイティ25億円・デット5億円)の調達を発表しました。事業をピボットしてから約3年、この期間で40億円を超える資金調達をすることが出来ました。 この調達に至るまでの、シリーズA後を振り返ると、長期的なプロダクト戦略について考え続けた時間だった気がします。今回、この先、カミナシはどこへ向かうのかについて書きます。 前半はAll-in-One Productの話。後半はHRTechの話を。一番伝えたいことは最後に書いています。興味ある部

あいまいさのマネジメントとネガティブ・ケイパビリティが経営に必要だ、という話

こんにちは、カミナシの河内です。 みなさんビジネスシーンにおいて「あいまい(曖昧)」というワードをみたときに、どのように感じますか? おそらくネガティブな印象を持つ人の方が多いのではないでしょうか。 私自身が過去には「あいまい=悪」と捉え「早く明確にしたい」「結論を出したい」と考えていました。(特に大企業に所属していた際に、その傾向が強かったように思います) しかし、経営に関わる中で「あいまいさ」は排除するのではなく、適切にマネジメントして取り入れた方が良いと考えるよう

「アーリーステージ」を卒業するためにバリューを改定した話

カミナシでは、2022年7月に新しいバリューを2つ追加し、5つのバリューを「KAMINASHI 5 VALUES」としてリニューアルして公開しました。 新しく追加されたバリューは「自分リノベーション」「外向きベクトル」の2つです。 今回は、バリュー追加の背景や、新バリューの内容について書きたいと思います。 バリューの位置付けはじめに、そもそもカミナシにとっての「バリュー」の位置付けを書きたいと思います。 カミナシにとっての「MVV」の定義は以下図の通りです。 それぞれ

会社のビジョンを小説で表現した理由

こんにちは!暑い日が続きますね。今年に入って毎月noteを書くと言っておきながら、これが3本目です(ヤバい)! この半年、自分のリソースをかなり使って取り組んだビジョン策定について書いてみようかと思います。先週、「KAMINASHI VISION 2030」として発表させていただきました。 今回、新しいチャレンジとして「小説」という形式で未来を伝えるということに挑戦しています(※こちらからご覧いただけます)。 未来のビジョンがないとキツイ!皆さんの会社にはビジョンはあり